「朝だぞー」
軽く揺り起こされてアラートはまだ重い瞼をしぶしぶ開いた。
「ほら、しゃきっとしろって」
ぺしぺしとおでこを叩かれて軽く呻く。
「もう少し寝たいよ」
「だーめ、今日も仕事が山積みだよ」
「君が昨日すっ飛んで行っちゃったからだろ」
「そう言わずに手伝ってくれよ」
な、と首を傾げられて断れるはずがない。
ずるいよ、インフェルノは。
呟くとインフェルノは声をたてて笑い、頬にキスを落としてきた。
「おはよう、アラート」
今日もよろしくな。
アラートは肩を竦めるとお返しのキスをして眠い目をこすりながら起き上がった。
インフェルノを見上げてその腕に頭を預ける。
「さて、今日も頑張ろうか」
「うん」
*2008/09/14
*2008/11/25 加筆修正